今いる人材に長く、気持ちよく働いてもらうための取り組み ④

前回お伝えした動機づけ要因/衛星要因は、その使い方にちょっとしたコツみたいなものがあると思っています。簡単に言うと、会社が制度として取り入れることができること、公式的なものについては、衛星要因をしっかりと確保するために使うとよいと思っています。より具体的に述べると、会社の中の仕組みを作り上げるときに、衛星要因に齟齬がきたさないようにするとよいでしょう。その仕組みについて、私はいつも、かならず次の5つを少なくとも押さえる必要があるとお伝えしています。それは、

・方針・計画

・教育

・人事

・業務管理

・計数に係る管理

の5つです。これらは、社員のモチベーションに影響を与えるだけでなく、もちろん、そもそもきちんとできていなければ会社の経営の根幹を揺るがすことにつながりかねないことばかりです。

一方で、動機づけ要因をどのように活用していくと良いのか。この点については、会社や組織の風土をよくすることについてのこだわりというか、それにむけての思いがどれだけ強いかという点が、成果を発揮する上での重要な要素になるように考えます。

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